飢と恥

世界一周の話

空腹の思い出

空腹である。

空腹だと、ボリビアを旅していた頃を思い出します。

私は、2人のブラジル人、1人のオーストラリア人の計4人でウユニ塩湖へ行きました。

ウユニ塩湖というと、みんな大好き鏡張りの風景です。

私が行ったのは乾季の時なので、こんな感じです。

この後、iPhoneを盗まれ、風景写真はこれしかありません。

因みに、雪みたいなのは全部”“です。

旅人してますねー、懐かしい。

そして、いいTシャツ着てんな(笑)

If you don’t risk, life is boring.

もしあたながリスクをおかさないのであれば、人生は退屈である。

飢と恥

ボリビアっていうと、南米最貧国ですね。

しかし、私たち4人はバックパッカーで、正直お金がありませんでした。

その代わりに、世界への好奇心だけはあったように思えます。

ウユニ塩湖から戻った私たちは、まあ腹ペコでした。

とりあえず、安そうな薄汚れた外装のレストレランに入ります。

テーブルに座りメニューを確認、 皆が思いました。

高い、到底お腹いっぱいは食べられない。どうしよう?

丁度その時、隣の団体客が店を出ました。

テーブルには料理が余っています。

皆が思いました。

なんて勿体無い。

ブラジル人と一人が言います。

ブラジル人①「あれ貰おうぜ。」

オーストラリア人「どうやって?」

ブラジル人②「さっさと取ろう。」

オーストラリア人「それは良くないだろ。」

私 「注文の参考にするから、食べていいか?とか?」

3人 「いいね!」

私「(まじか…背に腹は変えられねえよな)」

料理を下げようとしているウェイターを止め、

そのテーブルに残っている料理をくれ、注文の参考にする。

その行為が、あたかも当然のように言いました。

僕はウェイターの目を見て、ただただ頷きました。

惨めでした、本当に惨めでした。

正直、あんな思いは二度としたくないです。

でも、その冷めたピザはたまらなく美味しかった。

世界一の残飯大国

日本は世界一の残飯大国であり、年間1800トンの残飯が処理されています。

日本で飢えることはないですからね。

つまり、飢える経験を持った人はどれくらいいるのですかね?

その経験があれば、食べ物の見方は多少変わるのではないでしょうか?

食べ物を選ぶ余裕を失った時、初めてその有り難さに気付くのではないでしょうか?

そんなことを思います。

残飯を食べるといえば、辺見庸もの食う人びと」は名著です。

嵐の櫻井翔さんが”キャスターになる礎となった本“とテレビで発言もしていましたね。

食べる“という行為を見直してみてはいかがでしょうか?