栗部会とは?
どうも、さいしょです。
栗部会に参加してきました。
栗部会とは、栗の生産者さんたちの勉強会です。
市内の栗の生産者さんやJAの人が集まり、栗について勉強をするのです。
ちなみに、今回の勉強は「選定の仕方」です。
人数が多い関係で2回に分けられており、昨日は30人ほど、本日は40人ほど参加していました。
えっ?栗の生産者ってそんなにおるんか!?
不参加の人を考えると、100人近くいそうですね。
田舎の農道に車の列ができていた光景は、ちょっと衝撃でした。
まあ、JAに出荷している以上、みんなで同じものをいいクオリティで作っていく、というのが一番いいですからね。
栗の木の剪定方法は?低樹高栽培を目指そう!
まず、栗の剪定は葉っぱが落ちた頃にするのがいいと言われています。
それは木が冬眠に入り、栄養を蓄える時期になるからです。
木が活動中に枝を落としたりしたら、木に負担がかかるのです。
当然ですが、木も生きているわけですね。
そして、目指す完成系は、低樹高栽培です。
樹を低くして、たくさん栗を作ろう!ということです。
この理由は、
– 樹の高さが高いと収穫が困難なこと
– 樹の高さを低くすることで風の抵抗を少なくすること
– 樹全体に光が当たるため、実りがいいこと
– 農薬の散布効果がいいこと
などがあります。
より詳しい情報は、下記リンクをご確認ください。
早速実践!栗の選定開始!
栗部会の会長の栗畑へ。

簡単な挨拶の後、地区ごとに別れ、早速実践へ。

周囲があまりにザクザクと切っていくの驚きました。
判断が早すぎる(笑)
「人の家の樹だから、躊躇しない。
そのお陰で理想に近い剪定ができている。
自分の樹を切るときは、勿体無さを感じて躊躇してしまう。」
とのこと。
ものは言い様だなあ。

気になる栗の収穫量は?利益ってどうなの?
この栗畑は5反です。
今回の収穫量は、2トン200キロだったそう。
この辺はキロ500円ですので、110万円ですね!
栗の生産をしていると、1反400kgを超えるか?というのが1つのボーダーです。
ここの栗畑は超えていますね。
ちなみに、下記リンクの本の栗の先生は、最高1反770kgとのこと。
時期の問題もあるのですが、本書くレベルの人は凄まじいですね!
玄人の剪定した樹
ちなみに、県の玄人の方々も視察にきて剪定をしたとのことで、それを見て勉強させていただきました。

Oh,めっちゃ切るやんけ
こんな切らなあかんもんなんか?
うちの栗の木の剪定はもう終わったのだけれど…
これ見るともっと切らなきゃ!って思っちゃうよなあ。
うーん…難しいですね。
私もこれから毎年栗の木と向き合って生きていくのでしょうなあ。