栗の収穫時期 終わり
栗の収穫が終わりました。
だいたい8月下旬から早生種の収穫が始まり、中生種が10月の初旬までかかりましたね。
うちには晩生種がありませんので、収穫時期はもう終わりです。
作物はできる時期により、早生、中生、晩生と言います。
字の通りで、早生 > 中生 > 晩生 の時期で早い順になります。
栗の晩生種だと10月下旬まで収穫が続きます。
栗って儲かるの?
結局のところ、聞きたいのってここですよね?
この辺だと、キロ単価500円になります。
収穫量として、1反 400kg 安定を目指す感じになります。
すごい人だと、1反 770kg 取れるみたいです。
つまり、この辺だと
1反 = 400kg × 500円 =200,000円
というところですね。
桃栗三年柿八年 というけど…
これはその通りで、栗は1年目、2年目は収穫しません。
仮に実ったとしても、今後の収穫の為に間引くのが正しいと言われています。
そして、3年目で1反 400kg 収穫できるか?
というと全然足りません。
まだ3年生の木は、まだ小さいのです。
1反 400kg の収穫は10年近くは必要だと思います。
栗、コスパ悪くない?
これだけ見ると、他の作物を育てた方がいいと思います。
しかし、栗の最大のメリットは、
他の作物に比べて、圧倒的に手がかからないことだと思います。
まず、木を植えるタイプの農業は、長期間植え替えを必要としません。
それに、連作障害を気にする必要もありませんしね。
そして、農薬の手間も、肥料の手間も、おそらく他の作物に比べて少ないです。
だから、私のような
兼業で農家をしている人
多くの農業知識を持たない人
決まった時期だけ頑張って働きたい人
にはオススメのような気がします。
私が勉強した本は2冊になります。
丁寧に書いてありますので、始める方がいれば参考にするといいと思います。