栗の種類
当たり前ですが、栗の種類は色々とあります。
大きさ、色、味、収穫量、育成場所、加工に適している etc
また、最近では「ぽろたん」「ぽろすけ」などの、皮が剥きやすい栗も出てきています。
まあ、でもせっかく食べるなら”美味しい栗“を食べたいですよね?
味の順位
下記の本を参考にした、味のカテゴライズになります。
最上位
利平、人丸
最上位〜上位
秋峰、銀寄
上位
筑波、紫峰
上位〜中位
石鎚、岸根、伊吹
中位
丹沢、出雲、大峰、
中位〜下位
国見
幻の和栗 「利平」
生産性が難しい為、「幻の和栗」とも称され、その美味さから「栗の王様」と言われています。
うちにも数本あります。今季、食べるのが楽しみです。
しかし、私の父親曰く「美味しくない、銀寄の方が美味しい。」とのこと。
利平の情報
時期:中生種(9月下旬から収穫)
大きさ:20~25g
色:黒褐色
味:粉質の果実は甘さがあり、蒸し栗におすすめ
特徴:肉質が脆い為、加工には適さない

めちゃくちゃ美味いです!
栗ってパサパサ、ボソボソしてる印象あると思いますが、
全然してません。そして甘い!
甘味の強い 「銀寄」
粒が大きくつやがあり、味は甘味が強く非常に品質が高い品種。
時期:中生種(9月下旬から収穫)
大きさ:20~25g
色:暗褐色
味:粉質の果実は甘味が多く風味も豊か。
特徴:貯蔵性は劣るため、加工用品種としては不向き

これも美味しい!
利平の下位互換という感じだけれど、
今まで食べた栗と比べたらかなり美味い!
丹沢
時期:早生種(8月下旬から収穫)
大きさ:20~25g
色:淡褐色
味:果実は粉質で、甘味と香りは控えめ
特徴:品質に優れている

品質に優れているらしいが、割れの割合が3割を越している印象。
加工栗なので、当然そのままは美味しくない。
パサパサ、ボソボソしている。
国見
時期:早生種
大きさ:25g前後
色:褐色
味:甘味と風味は少ない
特徴:甘露煮などの加工用として使われる

めちゃく大きい!
殻が閉じた状態で落ちるので、悪い製品が少ない印象。
ただ、木の成長は遅い印象。
紫峰
時期:中生種(9月下旬から収穫)
大きさ:28g前後
色:褐色
味:甘味と香りは中程度
特徴:豊産性でクリタマバチへの抵抗性が強い
筑波
時期:中生種(9月下旬から収穫)
大きさ:20~25g
色:赤褐色果
味:甘味のある果実は粉質で香りが良く品質が高い
特徴:貯蔵性が良く加工用原料として使われる