決意を新たにするという精神論
決意だけでは人は変わらない、経験ありますよね?
本に感銘を受けて、これからこうして生きていく、と決意しても長続きしないものです。
BBTの大前研一氏曰く、人が変わる方法は3つしかありません。
1、住む場所を変える。
2、付き合う人を変える。
3、時間配分を変える。
一番無意味なのは“決意を新たにする”という精神論です、その気持ちは続きません。
住む場所を変える
そりゃ外国語を覚えたければ、その外国へ行った方が早いです。
実際、私は南米を旅していたら必要に迫られて多少のスペイン語は覚えました。
また、資格の勉強をしていれば、関係する資格の事務所の近くに住んだら、やる気も出るでしょう。
ただ、現実的には難しいですよね、住む場所を変えるの。
付き合う人を変える
例えば、語学ならその国の人と接点を持って会う頻度を増やす、資格なら同じ目標を持つ人と繋がる、などです。
これは先程より容易ですね。
現状の居心地の良さをぶっ壊せばいいだけです。
恋人や身近な友人と距離を置いて、目的に関する人間と接する時間を増やせばいいのです。
可能なら、その勉強をする場に金を払ったりすれば、拘束力が生じるのでいいかもしれませんね。
時間配分を変える
“この時間はこれをする!”と決めて、例外を作らないことです。
習慣は例外を作ることで簡単に壊れます。
例えば、毎日英単語帳を1ページ覚える、と実行していても、1日忘れたら「ま、いっか。」となあなあになった事とかありません?
習慣は例外を作らず、誘惑に負けず貫き通す必要があります。
結論
要は、どれだけ自分が逃げない環境を作れるか?だと思います。
だから難易度的には、
住む場所を変える>付き合う人を変える>時間配分を変える
ですよね。
加えて、挑戦というのはバランスを崩して能力を総動員するものです。
目標を持つことの本質は憂鬱です。
居心地が良いはずはありません。
つらいところに身を置き、苦しんで苦しんで、新しいものは手に入ります。
まあ、だから価値があるんでしょう、そうやって手にした経験というものには。