バンクシーの絵、約1億5000万円で落札された直後に自壊する
10月5日、Banksy(バンクシー)がまた面白いことをしましたね。
バンクシーとは、風刺的な絵を描く覆面アーティストです。
その作品である、
104万2000ポンド(約1億5000万円)で落札された直後、額縁に仕掛けられたシュレッダーによって自壊しました。
下記は公式サイトより、動画になります。
Sotheby's, October 5th 2018

さいしょさん
少女は手を伸ばすが、風船は飛ぶ。
絵画を落札するけど、絵画は壊れる。
アートだ、最高にクールだ。
イスラエル&パレスチナを旅していた時にバンクシーの絵に出会う
私、バンクシーのファンなんですよ。
きっかけは、22歳の時、中東を旅していた頃です。
「いい絵があるから観て回ろうぜ!」とバックパッカーに誘われ、
タクシーをレンタルしてバンクシーの作品を観て回りました。
風刺的な絵が本当にクールで、ハマってしまいました。
ちょっと私の撮った写真を紹介します。
軍人を調べる少女
心臓を狙われる平和の象徴のハト
花束を投げようとする青年

さいしょさん
どれもこれも、皮肉が効きすぎて最高ですよね!
しかもこれ、パレスチナで書かれているんですよ!?
バンクシーの絵を案内してくれた運転手
イスラエル、パレスチナというと、まあ難しい国です。
私たちをタクシーで案内してくれたおじさんの従兄弟は、
15歳の時にセパレートウォールに石を投げて射殺されたと話してくれました。
セパレートウォールっていうのは、
こういうイスラエルとパレスチナを隔てる壁です。
2002年から建てられ続けている壁の高さは8m。
壁には、沢山の自由を訴えるグラフィックアートが書かれています。
好奇心が旺盛でしたので、パレスチナ自治区の難民キャンプ地へ行ったりもしました。
まあ、明らかに歓迎されていなく、嫌な観光客をしてしまったな、と申し訳ない気持ちになりました。
あれから7年、いいニュースは聞きませんね。。。
あのおじさん、めっちゃ良い人だったなあ、元気かなあ?